世界中で金融緩和合戦が相次いでます。
日本:追加緩和
欧州:量的緩和実施
インド、シンガポール、カナダ、オーストラリアなど:利下げ
スイス:ユーロに対し最低レート(事実上のペッグ制)停止
通貨安戦争とも言うべきか、世界中でインフレを起こし紙幣の価値を下げようとしています。紙幣の価値を下げるのは簡単です。紙幣の枚数を増やしその希少価値を下げれば良いのです(他にも要因が多くあり雑な言い方ですが・・・)。ドルも円も信用で価値が成り立っており、一枚を印刷るのにかかる費用はほんの数円で可能だそうです。「紙」幣は「紙」であって、「金」ではありません。
アベノミクスで円の価値がどんどん下がっていく中、私たち日本人はどのように資産を守るべきでしょうか?
私の結論は、「本当の資産を買う」です。
金持ち父さんの著者であるキヨサキ氏の定義では、
資産=
あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。
となります。これに当てはめると株や債券も資産になりますが、今の日本では資産防衛という点では少々力不足な気がします。
国の借金は1000兆円を超えています。将来政府の信用がなくなり、円の価値が暴落する可能性もゼロではありません。旧ソビエトやドイツなどを思い出して下さい。そうなった時、日本企業の株や債券、国債は円の暴落と同時に価値が大幅に減価している可能性が高いです。
※参考:ジムロジャーズ記事http://president.jp/articles/-/14427
では何に投資するか?
①有限のもの
②昔から価値があるもの
に当てはまるものと考えます。具体的には、
土地(不動産)、金、商品(原油等)
です。
歴史上の戦争を思い出してみると、多くはこれらを奪い合う戦いです。中東戦争も宗教戦争とは言われていますが、結局は土地が原因です。また聖書の中でも、土地や金は価値あるものと考えられています。
資産保全のためにこれらを一定割合所持していく必要が今後必要になるのではないでしょうか。ただ、金は買えたとしても、土地なんてそう簡単に買えません。そのため私は、
「勤労所得、株や債券などで資金を増やし、本当に価値のある資産(土地、金、石油)に代えていく」
このプロセスを進めて(勧めて)います。
現在
勤労所得:固定給(円)
株、債権:不労所得
今後
不動産:不労所得
金、石油、etc:流動性
外貨:流動性
円安が進行しています。円が暴落してからでは遅いです。若い方で勤労所得がある方は、今後の給料も円で入ってくるため、今持っている貯金を金や外貨に代えても生活には困らないでしょう。資産を増やすことも重要ですが、これからの日本では資産を守ることも重要になってくると考えます。
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20150112/zuuonline_40608.html
土地(不動産)の魅力についてまだまだ書きたいことがあるのですが、長くなるので今回はこの辺で…最後まで読んで下さりありがとうございます。
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