今日日本の将来を劇的に変えうるイベントがありました。
私たちの今後の生活に関わる大きな分岐点となりうる大きな出来事です。
ご存知かも知れませんが、日銀決定会合における「異次元の金融緩和」のことです。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/k130404a.pdf
内容が正に大胆で、市場予想を上回る内容、個人的にはもはや財政ファイナンスの領域ではないかと思える内容です。
サプライズ要因は、
・政策目標をO/N金利からマネタリーベースへ変更(2年間で2倍、年60~70兆円増加)
・長期国債を含む月額7兆円の買い入れ(40年債含む)。国債発行額の約6割強購入するレベル
・ETFやREITの追加購入14年末まで1.8兆円増額
である。
他にもいろいろあったが、市場予想を大きく上回ったのはこの点だと考えます。
また本気で物価を2%上昇させる意気込みを感じます。
既に影響が出ているが、国債の利回りは当分低下の一歩を辿り、銀行や生損保の収益を圧迫するだろう。
外債や株・リートなどを国債以外の収益源として確保せざるをえない。
日銀が率先することで株高を催し、外債購入などによるドル買いで更なる円安などを誘発。
また資金流通量が圧倒的に増えることも加わり、インフレが達成される。
インフレに伴う良い金利上昇を招くことが出来れば、現状から考えるに資産バブルだけが進み預金勢が泣きを見る展開が考えられる。
自分の資産を守るために、今後どういった状況になるかを良く考え、行動していく必要があります。
緩和が進めば成功するかどうかは別にして、昔のようには間違いなく戻れないでしょう。
この機会を利用して、更なる資産構築が出来ることを願っています。
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